2015/08/18 相手のいないバドミントン 想像力のない子供

子供たちのサーブ練習を見ていて、単に相手のコートに入れる事だけを練習していることがわかった。相手がどこにいるのか?どこが開いているスペースなのか?こういった観察(想像)をせずに練習しているので、試合では同じところにしかサーブを打たなくなっている。相手を想定し、少しでも有利なところにシャトルを運びたい。サーバー不利なバドミントンですからね。

サーブ練習をみていたもう一つ気付いたことがあった。それは自分がサーブを打った後の一歩がだせていないこと。センター奥にサーブをしたら、一歩さがるとか、左サイドにサーブをしたら左に一歩よるとか、返ってくるショットの予測をベースにポジション取りを変化させることが出来ていなかった。そこに打ったらどこに来る事が多いのか?ここを頭にいれさせないとな。

練習に親が毎度ついてきているんだけど、なかなか子供が上達しないのは、親にも問題があるんじゃないかなと思う事がある。親が話好きで、基礎の練習中、ずっと話ばかりしている。教えてあげられる人を捕まえて。。さらには、試合になるとあーだこーだと子供のプレーに難癖をつける。練習でやってないのに試合では出来ないでしょうに。基礎的な練習にこそ細かく目を向ける必要があると思う。試合はその発表の場みたいな感じ。

相手が取りにくいショットとは何か?それは相手の予想した線上ではない線で飛んでくるもの。緩急だけでは崩せない相手には、線を変化させていく。同一線上でいくら緩急や角度を変えても相手は慣れているので取れるが、線が異なるとミスが増える。ミスを誘うには一度、ショットの線予測を構築させ、その線を伏線に違う線で戦う。




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