2015/08/23 バドミントンの素振り フォームと強化

素振りをするときに、ヒットポイントとラケットヘッドのMAXの部分が一致した時、一番鋭いショットが打てる事を考えて、振るようにする。腕や手首のスピードがMAXになる部分ではなくラケットヘッドのスピードがMAXになるところでとらえる意識を持って振る。

素振りにも二種類ある。大きな素振りで、フォームを確認するもの。コンパクトな素振りで、リストなどの筋力アップを図るもの。どちらの素振りをやるのかまで考えて振らないともったいない。フォームの確認では全身の一つ一つの筋肉の連鎖、骨格の稼働域、次のショットへの準備まで必要。

コンパクトなリスト強化の素振りは、肩から手首、そしてラケットヘッドまでに集中して、実際のシャトルのヒットポイントを想定して、強く早く振る。引手のスピードも重要、弾くように。またグリップを安定させる事も大切。ブレナイグリップ、指や手のはらなどの細かな部分にも注目しながら実施する。

直線的なフットワークしか練習しない子供たち。わざと大まわりをするようなフットワークの練習をしない。ここぞという読みが当たった場合には、直線的なフットワークを使うが、試合中では、対応力のある大回りのフットワークを使う事がほとんど。直線だと穴が増えるので穴をねらわれてしまう事も多い。

ノックをしていると4打目あたりから急激に子供たちの精度が落ちる。しかし6打までがんばれといえば6打目まで制度を保つことができる。子供どうしでのラリーでは4打くらいが平均だからなのかも。練習での時こそここを意識させ何打制度を保てるのかを強化してあげたい。練習で出来ない事は試合でも難しいから。

1年生の始めたばかりの子に、2,3年生の男の子に、教えるように指示してみたら。いつも自分勝手にふるまっていた彼らが、急にお兄さん風に変わった。子供同士で教え合う事ってやっぱり大切だなと思った。自分で出来ている事を再確認しながら相手に伝える。相手をよく見てどこがおかしいのか発見する力の向上など、いろんな意味で成長につながる。

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