ネット前のバドミントン　腕の回し方と両肩の高さ　－ジュニアとシニアのバドミントン－

バドミントン教本やDVDのほとんどが、骨格や筋力の出来上がった人向けに出来ている。ジュニアやシニアには少しハードルが高い。教科書に書いてある部分のちょっと前の部分。前提部分が足りていない子供やシニアのバドミントンはスタートラインを変える必要がある。 そこで、シニアの自分と、ジュニアな息子の練習を通じて、細かな部分にメスをいれていく。

ドライブを沈めたい。プッシュを沈めたい。試合中、突如浮いてしまうようになったら、逆手の方の高さを確認すると良い。フォア側なら逆手側の肩が下がっているか？バック側なら逆手側の肩が上がっているか？肩がフラットになるとショットもフラットになってしまう。

ラウンド側のスマッシュを子供たちは良くミスする。ネットの下の方に掛かってしまったりとネットを超えない。打ち方を見ていると、両肩が地面に対してフラットになっている時にミスをする。ラウンドで打つ際には、逆手側の肩は持ち手側の肩よりもしっかり下がっていないと振りぬけないです。肩の上下動って大切。

ネット前のプッシュやドライブなど子供たちはどうも苦手にしている。よく見てみていたら、基本動作がスマッシュやクリアーなど強く打つショットになっている。腰をしっかり回して肩が後方に一度向いてから打っている。

プッシュやドライブは、体の前でさばくものなのに、引手が一旦、体の後ろまでいっていたら間に合わないし、打ってもアウトになる強打になってしまう。前方から腕を円を描くように９０度くらいの位置まで腕を引き、打つ練習が必要。肘から先の動きが出来ていない。