2015/09/18 縮めるから力が出る バドミントンの筋トレ

素振りの時に、フォームだけでなく音に着目すると、自分のヘッドが走っているのかを確認しやすい。シュッと音が出ていないならそれはヘッドが走っていない証拠。また、素振りの時に忘れがちなのが、ラケットを準備する時、構えるまでのラケットスピード。ラケットを素早く引く事を多くの人が意識していない。シュッと引いてシュッと打つ。

ラケットをシュッと引くのは案外難しい。今まで意識していなかった人は、相当、筋肉が疲れると思う。バドミントンで伸ばす筋力は育っていても、縮める筋力が十分に育っていない事が考えられるから。ネット前のショット、ダブルスの前衛やレシーブで、この腕を縮めるスピードがあるかないかでショットの精度が随分と変わってくる。素早く反応するためには素早くシュッと縮める練習が必要。素振りの時に意識したい。

縮める筋力が育ってくると、腕を鞭のように使えるようになる。腕を伸ばす事だけを考えるよりも、腕をしっかり縮める筋トレが必要な理由は、単に、筋肉には伸ばす力はないからでもあります。腕を伸ばしている時に、筋肉が伸びている方は緩んでいるだけで、反対側の筋肉が収縮して力を出しているんですね。筋トレで鍛える時は、どこが縮んでいるのかをしっかり意識すると効果があがります。




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