2015/09/19 前衛での細かな重心移動 バドミントンのネット前

バドミントンの腕を縮める動作をスピーディに行うには、重心の移動をうまく活用する。一般的に言われるように体重を軸足の方にのせるのですが、ネット前やダブルスの前衛の場合、足をしっかり踏み込んでの体重移動では間に合わ無いことが多い。いわゆる手打ちになりがちです。ラケットを素早くシュッと引いて素早くシュッと振る動きに、重心の移動をどうすればプラスできるのか?この場合、足ではなく、頭の重さを利用すると重心が驚くほど素早く移動できる。

ラケットを素早く引く動作のもう一つのポイントは、ラケットを前から後ろに引くというイメージよりも体のセンターから外に向けてラケットを引くと素早く引くことができる。腕は前から後ろより横へ動かす方が素早く動くように出来ているからです。体の構造とその特性をうまく活用するには、この横に引くというイメージが大切。

ラケットをシュッとフォア側に引く場合、ラケットはセンターからフォア側の外へ向けて引く、その際に、重心移動として頭の位置もフォア側に若干ずらす。バック側の場合は、逆にラケットはセンターからバック側外へ引くようにして、頭の位置もバック側に寄せる。手打ちになりやすいネット前でのショットがこれで随分とスピーディーかつ、安定し浮か無いようになる。腕を引く方向、角度、そして頭による重心移動を考えて、まずは素振りから。シュッと引いてシュッと振る。引く際にも、打つ際にもラケットヘッドが走る音を聞きながら。




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