2015/09/24 腕は後ろに引かない バドミントンの勘違い

子供たちに、腕の引き方を図を書いて説明してみた。正面を向いたまま、腕を横に引いて斜め前(45度~60度)に振りだすが良い。頭の中では、腕は後ろに引いているのだとばかり考えている子が多かった。実際に、いろいろなショットの素振りを腰を回さず正面を向いた状態でやってみせたら、腕を横に引いているのをある程度、わかってもらえた。

方向は腰の回転で決める。角度は左右の肩の高さの違いでつける。強弱は、背筋力とラケットスピードで決まる。フォームは横に引いて斜め前で全部打てる。これだけでフォアもバックもシンプルになり、ミスが減る。子供以上に、経験者の親の方が、このシンプルな理論にびっくりしていた。確かに、そうなってる!と。単に腕を引いて打つ。これだけでは子供たちは自由にやってしまうんですよね。

せっかくなので、もう一つ伝えたのが、頭の位置。頭の位置で、重心が変わる。踏み込む足の方に頭がのっているか?反対の足にのっていては、最大限の力は発揮できない。頭を左右、それぞれの足にのせて振ってもらったら、シュッとしっかり強く触れるのが、頭の位置だけで随分変化がある事が面白く感じてくれたみたいでした。あとは実践でこれを意識しないで出来るようになれば良し。ここからは体にしみ込むまで練習しかありませんね。




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