2015/09/25 空いているところに打つ前に 初心者のバドミントン

相手のコートにシャトルを返す。どこに打つか?子供でも考えている。しかし、子供たちの頭の中は、空いているところに打つというとてもシンプルなものでしかない。空いている部分を作り出すという考えはまだまだ弱いのです。「どうして相手のいるところばかりに打つんだ!」親たちはいつもこう言うけど、相手はだいたい真ん中に戻る練習をしているのでショットの精度が高くない子供にとっては、空いているところをたとえ狙っていても、届くところに返ってしまう事が多いんです。

空いているコートに打てば勝てる。こう伝えるのではなく、相手を右や左、そして前後に動かすゲームとして伝えた方が良い。決めるのではなく、動かす。大人が子どもと試合をやるような感覚で、相手を操縦する感覚をまずは覚えさせたい。右前に動かした場合、大きく空いている部分はどこか?シャトルだけを追いかけがちな子供たちに、相手のコートを見る目を養う練習も必要なんですよね。

ある程度、相手のコートが見えるようなってきたら、今度は自分のコートの空いているスペースがどこかをしっかりと把握する練習を行っていく。前を向きながらも、自分の立ち位置を上空から見つめたとき、どこに大きな空きがあるのか?ここを意識させる。狙われやすい部分がわかってくれば、そこをケアするにはどうすれば良いのかを一緒に考えてあげれば良い。




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