2015/09/29 すぐに出来る子と出来ない子 バドミントンの誉め方

中学受験の勉強のため6年生の長男は、今現在、バドミントンは休部しています。それでも学校のクラブ活動ではバドミントンを選択し、週に1時間未満ですが羽を打っています。2年生の三男坊が毎日家で素振りをしている姿をみていて、その兄たちも面白半分で素振りを真似する事があります。

次男は真似をするのがうまく頭でなく、感覚で真似をする。長男は頭で考えながら真似をします。すぐに覚えるのは次男、でもおかしくなってくると直し方がわからないので嫌になる。長男は、考えながらなので覚えが遅く、最初は乗り気でない。でも出来るようになってくると集中して「どう?」とこちらを見てくる。おかしくなった時にも修正がすぐできる。(この過程で、私も出来ない子がどこに問題を抱えているのかをじっくり観察する時間を得られる)

長男の素振りをみていて気が付いたのは、ラケットを横に引く際に、脇の下の空間が異常に広くなる事があること。脇が締まっていないと腕は横に引きづらい。ラケットを横に引いて斜め前に出す素振りでの注意点がまた見つかったわけです。アイ~~ンと腕を横に引く動作の際に脇をしめる事。肘が遠く前にあったり、肘が上を向き過ぎていたら脇が締まっていない証拠。

こうやってまた長男の頭には、バドミントンを知識としてインプットされた。次男はもう素振りをやめてしまっている。すぐに出来るから良いわけではない事が良く分かる。出来る子は、出来ない事が受入れがたい。出来ないのは自分のせいじゃなく他のせいにしてしまいがち。勉強でもスポーツでも、失点ポイントを受け入れ、改善していくことが重要になるのは同じですから、出来ない事について、どうフォーローしていくのかはとても気をつけなくてはいけない事なんだと思う。私の場合、余計な事を言いそうになったら、「結果はいろいろあるけどさ、やっぱり俺はお前が頑張っている姿がとても好きなんだよ。」これを使うようにしている。逃げずに立ち向かっている姿を一番見てるんだよと。




バドミントン旅行が出来る宿