2015/11/05 下半身の力を発揮する四股トレーニング バドミントンの体重移動

ショットの際の下半身の使い方。基本は軸足の膝を曲げるだけ。フォア側でもバックでも同じ。ただし、ハイバックのように後ろ向きになる場合は、ラケットを持っている方の足で溜めると良い。前を向いた状態ならフォアならフォア側、バックならバック側の足で溜める練習をまずは行う。

ただし、溜めた膝の力を、上半身に伝えようとしてもなかなかその感覚がつかみにくい。そこで単純に右足で溜めたら左足に、左足で溜めたら右足に体重移動をするように練習を行うと覚えやすい。上半身はいつも通りでOK。

初心者や下半身の使い方が未熟な人は、最初から足を後ろに引いて溜めるよりも、まずは正面を向いて、右から左、左から右へと体重を移動しながらシャトルを打つことから始めた方が良い。お相撲さんの四股をイメージしての体重移動。もちろん足をあんなに高く上げる必要はありませんが。。

溜めて体重移動。過去にメモをしてきた形で、上半身がしっかり動くようになっていれば、この動作もすぐにショットの中に取り入れられます。もし、上半身がブレてしまう場合は、下半身とは切り離して、もう一度、上半身の基礎を確認しておきたいです。溜める時に肘が下がってしまう人が多いのでそこが最大の注意点です。

尚、この下半身の使い方は、体幹が未発達だと軸がぶれてしまう事も多いです。ぶれないように何度も練習していけば体幹も安定してきます。あせらず取り組むものです。

また足の裏の使い方も気にしておくと良いでしょう。右側でついて左側に、左側でついて右側に、踵でついてつま先に、つま先でついて踵へなどいろいろ試してみるとどれが力を発揮できるのかも自然とわかるでしょう。

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