2015/11/07 ラケットの握りが緩んでしまう原因 バドミントンのヘアピン

今日は私のヘアピン神がかってませんか?手なげノックでのヘアピン練習で、とても調子がよくその子が私に言ってきた。確かにしっかりとした軌道でヘアピンがネットに絡んでいる。これが毎度、試合でも使えれば武器になるなと思った。

そこで毎度、再現できるようにと幾つかヒアリングしてみた。いまの打ち方ってどこ意識してやってるの?いつもはどこに違和感を感じているの?今日って他のショットも調子良い?などなど。

するとやはり小学生。とくに何も意識できていない。今日は調子が良いで喜んでしまっている。ただし、違和感を感じている部分だけはしっかりしていた。ヘアピンを打つ時に手が緩んだりする事が多いとの事。

確かに、少しラケットの握りが弱いようにも感じたが、それ以上、握りを強くしてしまってもうまくいかないと本人も感じていた。手がなぜ緩むのか?握りの強さ以外のものが実は関係している事を、彼女に伝えてみた。それは手首の角度。

初動の手首の角度がいつもバラバラのため、良いときは、手首の角度がしっかり準備状態になっているので握りが緩む事もなく打てる。一方で、うまくできない時の多くが、手首の角度(リストスタンド)ができていない状態で、打ちに入っており、小手先で調整しようとして握りが緩んだり強くなったりしてしまう。

準備が大切。常々言っている事ですが、バドミントンは準備不足の状態でやると恐ろしく難しい競技なのですよね。しっかり打つ準備をしかも素早く行う事がどれだけ安定したショットにつながるのか?今回の彼女のように実体験を通じて体感してくれると良いなと思う。

外から言っても子供は本気で取り入れたりはしない。自分の内から出た疑問には、本気で取り組む傾向が強いのですから。

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