2015/11/10 膝を回転させる際の注意点2つ バドミントンの回転力

体の回転力をバドミントンに活かす。そもそも骨格は縦には回転するようには作られていないのだから、横の回転がその軸となる。初心者にありがちな縦の力を使ったバドミントンではなく横の回転力を使ったバドミントンへの移行プロセス。これが最初の関門。

回転するためには、軸が必要。その軸がぶれてしまうと、回転力が失われ、体が揺れてしまい次の動作の障害となる。軸をどこに置くのか?これを考えながら回転の練習を行う必要がある。

うちの息子が下半身を使ったバドミントンの練習を始め、第一ステップは、ラケット側の膝を曲げ、力を溜める事。足の裏のどこに重心をおけば次の動作につながる溜めになるのか?これが少しずづですがわかるようになってきた。

第二ステップは、膝の回転。力の溜めから解放へと切り替える際、軽く膝を回す動作をいれる。これにより腰や肩の可動域が広くなるため下半身の力が上半身へと伝達されやすくなる。

膝の回転でぶつかった問題は2つ。1つ目は、回転させる方の足とは逆の方の膝が緩んでしまう事。回転の軸となる逆足の膝が一緒に回らないようにする。2つ目は、膝を回転させる際に、踵からつま先に重心を移動させる事。踵に重心が残っていると回転出来ない。

膝を回転させる時には、回転しやすいように地面との接点を面ではなく点にする必要があるんですね。接点が点になるので、サーブの際には膝を回転させた際に、つま先が動いてしまうフットフォルトにならないように注意が必要です。

回転は力が体にダイレクトに影響を与えるため細かな重心の置き方への意識が大切。体にしみ込ませるまで繰り返し練習しかありません。体幹が育っていないジュニアは特にですね。

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