2015/11/15 下がりながらのショットが難しい バドミントンの足の入れ替え

下半身の使い方の第一ステップとして、膝の回転をやってきた。基本的に前に出る場合や、その場でのショットでは膝を回すことは練習する度に、体に染み込んでいくことがわかってきた。

しかし、後ろに下がりながらシャトルを打つ時には、どうも難しいようです。

後ろに下がりながら打つ場合は、足の入れ替えが重要になってくるからです。前方へ動きながらのショットの場合は、後ろ足を出すタイミングでその膝をまわせば良い。

一方、後ろに下がる場合は、前足を後ろにける動作の際に、その前足の膝を回すようにするのですが、ラウンド側の場合、膝の回転方向が前に出るときは逆になるためにどこか思い切りまわせないようなのです。

また、後ろに下がりながら振ると、多くの子が焦ってしまうのか、ラケットの振りの初動がそもそも縦回転になってしまうことが多いのです。縦振りが癖になってしまっているため、初動の横回転として足をけり、膝を回しながら前足を後方にもってくる運動自体に慣れていないのです。

前足をけり後ろに膝を回しながら、足を入れ替える。素振りで体に染み込ませるしかないのだなと。。大人のようにジャンプして足の入れ替えなしで上半身とジャンプの位置エネルギーだけで、相手のコートにシャトルを返すことが難しい小さな子供たちには、きっちり足の入れ替えの動作を覚えてもらいたい。

膝を回すことは、一度、置いておいても良いので、1.前足をけり、足の入れ替えをする。2.ラケットはしっかり横回転で振る。この2つの動作からまずは練習し、ある程度、形になったら膝の回転をいれるとすんなり横回転も足の入れ替えもできるようになるよ。と伝えた方が良いのでしょう。

3としての膝の動きの際には、前後の動きとフォア側、ラウンド側で回転させる膝が前後どちらの足なのか?回転方向はどちらなのか?最初は考えながらやりつつ、無意識に出来るまでフットワークの練習 の流れですね。なんとなくやってもここはダメだと思います。意識してそこから無意識へとステップアップしないと、弱点になりかねません。試合中にでも修正できるようにしておきたいものです。

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