2015/11/16 縄跳びトレーニングの盲点 バドミントンの回転運動

子供にとって足の入替えはなかなか難しいようなので、練習方法を少し考えてみた。簡単に足の入替えを行うには、空中に飛んだ状態で、入れ替えてしまう事。回れ右、右向け右、回れ左、左向け左。こんな動作をジャンプをしながら練習する。大きく回る練習。小さく回る練習。右回り、左回り。

足の入替えが苦手な人は、この段階でつまづいている事がわかる。体の方向を変える神経が未発達なわけですから、足の入替えがスムーズに出来ないのは仕方がなかったのです。まずはこの体育レベルの動作神経を育ててあげる事が必要だったのですね。

体の方向を変える事のイメージが出来あがってきたら、バドミントンの素振りをしながら、また回れ右などの動作をジャンプをしながら行う。いよいよバドミントンとの融合です。簡単に出来る子もいれば、難しい子もいます。高く飛べる子は、覚えが早いですが、高く飛べない子は、覚えが遅くなるようです。

ジャンプと言えば、バドミントンの練習で縄跳びを取り入れる事も多いですが、ジャンプをしながら上半身や下半身を素早く横回転させる運動にはつながらないという盲点があったのですね。縄跳びは縄跳びでも、ダブルダッチのような遊びの方がバドミントンでの横回転の競技能力を向上させやすいのかなと思います。トランポリンなんかも良いでしょう。

普通の縄跳びトレーニングでは、瞬発力や、持久力、リズム感を養いつつ、横の回転については別途ダブルダッチやトランポリン、単純にマットの上でジャンプして回る練習などでトレーニングが良いのでしょう。水の中でくるくる横に回るなんてことも水泳も取り入れている人はやってみると良いでしょうね。

いずれにせよ、体を横にすばやく回転させる運動は、日常生活ではあまりありません。膝の横回転、肩の横回転、そして頭(首)の横回転。これらはトレーニングとして取り入れるべきものだという事でしょうね。

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