2015/11/18 練習では上手に出来ても試合では出来ない バドミントンの主役

練習は基本的にコーチ主導の元、行っていますが、週に一度だけ子供たち主導で練習をする機会があります。子供たちだけで練習を仕切らせると、時間の使い方、コートの活用の仕方、練習の内容など確かに一言いいたくなる事も多い。でもバドミントンの試合での主役は、子供たちである事を考えると、子供たち主体で行う練習にも大切な意味があるのだと思う。

〇〇を何回やれ。〇〇の時はこうしろ。○○を考えながらやれ。コーチ主体の練習では、言われたことをやる事に慣れ過ぎてしまうのです。試合では自分で考え、自分で修正し、自分で活路を発見しないといけないわけですから、あまりにもコーチへの依存心が強いと、試合中に何をして良いのかがわからなくなり、混乱したまま終わってしまう事も多いのです。

練習を自主的に、自分の考えの元、自分の目標に向かって取り組める子は、自然とバドミントンもうまくなることは、多くの人が知っているのですが、環境がその邪魔をしてしまっている事も多いという事です。子供たち自身が、ただただ「こなす」だけにならないように、注意が必要なのです。

練習では上手に出来ても、試合では出来ない。こんな問題を抱える子の殆どが、練習を主体的にやっていないのです。もちろん「主体的にやれ」といきなり言っても子供たちは混乱してしまう事も多いでしょう。そんな時は、いままでコーチがやってきた練習やトレーニングを思い出しもらい。それを自分自身で試合の何につながるのかを考える事からスタートです。

キャプテンや副キャプテンなどの役割をもった子は、立場上、主体的に練習に取り組めるようになりますが、それ以外の子たちにも実践してもらいたいものです。注意点としては、自分勝手にならないようにする事です。私はこれ、僕はこれとなると子供たちは収集がつかなくなりますからね。誰かが考えた練習でも、それに対して否定することなく、みんなで実践しつつ、「自分の場合どうかな?」と考えてやれば良いのです。

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