2015/11/19 力を込めたショットより心を込めたショット バドミントンの質

1か月後の試合に向けて、基礎打ちやサーブ練習などの時間を取りつつも、試合練習も多くなってきた。子供たちは、本当に試合が大好き。勝っても負けても試合をやりたがる。残念なことに、基礎的な練習に戻る意識はあまりない。それどころか基礎打ちやサーブ練習をしていても実践を意識してなのか相手と勝負したがる。

試合を意識するのは悪いことでは無いが、基礎となる練習が雑になる傾向が強いなと感じる。試合の勝ち負けにばかり意識が言ってしまうからなのでしょうが、気長に成長を見守っているこちらとしては、もっと練習もすれば?と思う。

ひとつひとつのショットに力を込めて試合をする姿は頑張っているように見えるけど、心が込めてひとつひとつのショットを打つ事の方が、ジュニアの時期には大切なのかなと思う。力は成長と共に勝手に備わってくるので、今の力加減がそのまま固定される事はないからです。一方で、心を込めてシャトルを打つことは技術として身に付くものです。

力を込めたショットよりも、心を込めたショットを意識する。コルクの位置、シャトルの回転。ラケットヘッドの位置、ラケットとシャトルの接触場所。自分のポジション、相手のポジション等々、繊細な目で、コートを見つめ、シャトルを追いかける。考えすぎるのは良くないですが、意識は高い方が良いわけです。

サーブの練習なら、相手の位置と自分の位置をまずは確認。その後、一呼吸入れて、持ったシャトルを一度静止させ、心のGOという声を聞いてからサーブをする。こんな感じのプレルーティンを取り入れるだけでも、ラリーの質が変わってくるのですからね。心を込めて練習しましょ。

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