下半身を使ったバドミントンの第3ステップとして、今息子には、前足を蹴って足の入替えながら素振りを行ってもらっている。動作的には随分と良くなってきたのだが、いくつか気になる事が出てきた。それはタイミングの計り方。運動連鎖を一つ増やす度にこの問題が起きるのかなと思う。
タイミングの取り方で気になったのが、1,2,3ととてもテンポ良く等間隔で動作を行っているところ。試合においては、タイミングを、1ー2ー3で打てる事はそれほど多くない。1,2-3や1-2,3、1,2,3など、それぞれの間の間隔を微調整しないといけない事の方が多い。
しかも、タイミングを変えてやってみてといっても、ポカンとしている。息子の中では、テンポという概念すら無かった事にこの時、初めて気が付いたわけです。早くかゆっくりか程度。どうりで相手のシャトルが高く返ってきたときと、低く返ってきたときで、ショットの精度が違っていたわけです。
下半身がまだ準備出来ていないのに、先に上半身が動きだしていたりするのもテンポの違う素振りをあまりやってこなかったからなのでしょう。アップテンポ。スローテンポ。スローテンポと見せかけてアップテンポ。アップテンポと見せかけてスローテンポ。こういった動きの練習も今後はやっていかないといけないなと痛感した。
少なくとも最大スピードで運動連鎖が出来ない事には、テンポの幅も広がらないので、最初はスピード重視。次にテンポ合わせという形でやってみようと思う。そういえば他のジュニアの子も最速で動く事は出来るんですが、ギアの数は少ないなとふと思った今日この頃です。多段ギアを装備させたいですね。上半身と下半身それぞれに。