2015/11/25 練習中の声出しに意味はあるのか? バドミントンと言葉の関係

バドミントンの練習だけに限らないが、スポーツでは声を出せと言われる事が多いと思う。単に声を出すだけで強くなれるわけでもないし、集中してくると自然と声も出てくるものであり強要すべきものでもないという風潮もある。声に出すことに意味はあるのだろうか?子供だけでなく指導者の中でもこの疑問を持つ人も多いと思う。

声を出す事の意味がどれだけあるのか?パッと考えると、メリットとしては、雰囲気が良くなる。自分に余力がある事をみんなに伝える事が出来る。俺は戦う準備が出来ているんだぞと相手に伝える事が出来る。気持ちが切り替えられない仲間を激励し再起してもらうきっかけになる。などがあるように思う。

デメリットとはというと、特に無いように思う。調子に乗りすぎて、声を出し過ぎ、声帯を痛めることがあるくらいでしょうか。近隣への騒音もありますかね。集中してやっている人にとっては、周りの声がうるさいと感じる場合もあるかもしれませんが、試合会場は雑音で溢れているわけですから、その練習と考えればデメリットではない。

メリットとデメリットを比べてみるだけでも、声を出さないより出した方が良い。だから声を出せと言っているんだと考えておけば良いのかなと思う。

もう少し、声出しについて、しっかりとしたメリットを示したいのであれば、マザー・テレサの言葉を借りつつ「思考が言葉を作り、言葉が行動を生み、行動が習慣になり、習慣が性格の土台となり、性格が運命を引き寄せる。」「だから、声を出すことがあなたの行動につながり、それが性格にも大きな影響を与えるんだよ。」「良い大人に成長するための第一歩が、人を応援する事ができる元気な声出しなんだよ。」と言ってあげると子供も保護者も納得するでしょうかね。

「無理」「やだ」「出来ない」こういった成長過程の子供が自己防衛のためにつかうネガティブワードが、どういう運命を引き寄せてしまうのかも伝えられると良いですね。こんな感じで、声出しについて、こじつけ気味に意味を伝えられれば何でもよいと思います。意味付けがないから、無意味だと感じるだけなのですから。ただし・・・伝える際には、良い言葉を使って説明しましょうね。反面教師になってしまいかねませんからね。。

バドミントン旅行が出来る宿