2015/12/14 試合の反省よりも大切な事。自業自得 バドミントンと公式試合

この土日で冬の公式戦シングルスの試合が終わった。全小に出ない子たちにとっての今年の公式戦の最後の戦い。多くの子供たちがここに向けて練習をしてきた。それぞれが目標を持ちそれぞれが試合によって否応なく現実をつきつけられた。

目標を達成できた人、出来なかった人いろいろ。現実的に到達可能な一歩上の目標を設定できる冷静な自己分析の出来た子、自分を直視できていないため絶好調の自分だけが自分だと思って高く目標を設定し過ぎた子。自分の目標としていた相手が、自分を上回る成長をしていて目標が遠ざかった子。本当にさまざまであった。

力を出し切れと良く言われるが、自分の力が何なのか?いつも出来る事、たまたま出来る事、ほとんど出来ない事。やはりここを意識出来ているかどうかが本当に大切だと思う。試合は保護者がビデオを撮っている事も多いと思いますが、練習の時も撮ってあげられたらその違いを明確にわかるのかなと思う。

いずれにせよ。もう終わった事。軽く反省をし、次の一歩を踏み出す。それだけの事ですね。いつまでもいつまでもいつまでも悔やんでも仕方がない。試合の結果ばかりに意識をもっている子は、そこから先に進めない。他の子はもう動き出してます。スタートが遅れるだけ。その差がどれだけ大きいものなのか?力を離されたと思ったらスタートの遅れを疑いたい。

正直、反省なんてしなくても良い。次へ向けて進めるならそれで良い。次の一歩が見つからないその時に、反省し、過去の自分の良いも悪いもすべての経験を総動員し次の一歩を見出せばよい。たった一試合の反省をしても原因はみつからない。練習でさぼった事が癖となり負けた原因の事の方が圧倒的なのですから。自業自得というやつです。

※客観力のない子、反省の仕方を知らない小さな子には、自分を省みる練習として、反省をさせる必要は大いにあります。出来れば低学年のうちにこれは覚えさせておきたいですね。反省の仕方のポイントは3つ。1.過去との比較 2.正常との比較 3.未来への予測 この3点を教えてあげて、経験を活用するすべをみにつけてもらう。反省で一番の勘違いされやすいのは、問題探しだけが反省だと思われること。

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