2015/12/22 やりやすい人とやりにくい人 バドミントンのタイミング取り方

バドミントンの試合をやっていると技術力の高低以外にも、やりやすい人とやりにくい人がいる。その大きな原因はタイミングが合うかどうか?にあります。相手のショットを打つ前のモーションが、こちらからみてもタイミングがとりやすい人は、やりやすい相手であり、タイミングがとりにくい相手は、やりにくい相手となる事が多いです。

普段の練習であれば、いつもやっている相手なので、やりにくという部分はかなり無くなっていますが、対外試合となると、このタイミングの合う合わないが、試合を左右しかねません。バドミントンの技術力で勝っていても、負ける場合があるのがこれです。もちろんタイミングの外し方も一つの技術ではありますので、試合に強い人=バドミントンが上手いでは無いという事でもあります。

そこで、対外試合で勝つためには、意識的に相手のタイミングに合わせる練習も必要になってきます。普段の練習相手であっても、タイミングを調整しながら試合を行うのです。一般的にはスプリットステップと呼ばれる相手の打つ動作に合わせて軽くジャンプするものがあります。上級者の多くの人が取り入れているものでもあります。

しかし、具体的にいつジャンプするのか?このタイミングの調整はあまり明確にされてはいないと思います。スプリットステップを取り入れるのであれば、どのタイミングで軽くジャンプするのか?ここを意識した練習をします。真ん中に戻ってポンと飛ぶだけでは不十分なのです。あくまでも相手にシンクロするためですから、相手をみてポンと飛ぶのです。

どのタイミングが良いのかは、自分自身で探してみると良いと思います。相手の肩甲骨が開いた瞬間、相手が膝を曲げた瞬間、相手のラケットが引き終わった瞬間など、瞬間動作をまずは確認してみます。この瞬間のイメージを頭に大量にインストールしておくことで、相手の癖なども見えてきます。

さらにはジャンプしないでもタイミングを合わせられるようになります。ジャンプする余裕のない時でも、膝(ひざ)を抜いてタイミングをとったり、踵(かかと)をつく事でタイミングをとったりと、スプリットステップ以外のタイミングの取り方をしたい時でも、瞬間のイメージさえあれば取り入れやすくなります。ひとつに絞る必要もありません。

こちらの打つタイミングを相手もみているわけですから、いろんなバリエーションのタイミングで打つことが出来れば相手にとっても脅威なのです。試合に強い人になるためにも、タイミングの取り方を意識していきたいですね。Youtubeなどでバドミントン試合を見ながらでも、これはイメージトレーニング可能です。

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