2016/01/19 打った後にその場に止まったままな人へ バドミントンと足裏

強く床を蹴る事が出来れば、フットワークの初速が速くなる。しかし、単に力任せに床を蹴れば良いというわけでもない。足の筋力だけで、体全体を動かせるほど、ジュニアの子供たちの筋力は育っていない。足裏の構造と、体重移動のセオリーに従って、蹴り方を覚える必要がある。

足の構造上、力を溜める事が出来るのは、踵から親指の付け根付近までのラインです。小指側から踵へのラインには力を溜める事が出来ません。これは、実際に、足の内側だけで立つのと、外側だけで立つのとで比べてみればわかります。どちらが押されたときに立っていられる時間が長いかで比べる事が出来ます。

足から股関節にかけての関節の構造、足裏の形、そして筋肉の構造は、ほぼ人間である限り同じでから、バレリーナのような特殊な足先の訓練をしていない限り、結果は、内側のラインになるはずです。

床を強く蹴るためには、この内側のラインをうまく使う事で実現できます。ジュニアの子の蹴り方を見ていると、なんとなく足裏全体で蹴っているのですが、足裏全体から内側のラインへと体重を移動するイメージに出来るとより強く蹴る事が出来ます。パンッと床を蹴るのではなく、グイっと床を蹴れるようになります。

また足裏全体で蹴るよりも、ラインで蹴ることで、体のバランスが崩れるます。このアンバランスが進行方向への推進力となり、蹴りの力に体重がのりより強く蹴れるようになります。

注意点としては、膝がガニ股になっていない事です。内側にくの時に少し絞るようなイメージでないと、膝が支点とならずに力が分散してしまいます。普通は、足裏を意識できていれば自然と膝も絞られるので、それほど注意は不要かとは思いますが、なんかおかしいと思ったら膝の支点をチェックしてみると良いと思います。

また、勘違いして、いきなり足の内側ラインで着地しないことです。これをやると捻挫をします。足裏全体に体重を乗せ、その後、内側へと移動する順番が重要です。最初はゆっくり練習し、徐々にスピードをあげていくと良いでしょう。

利き足では出来るが、逆足の時にうまく出来ない事が多いと思います。そんな時は無理に両足を練習せずに、利き足だけの練習でも十分効果が見込めると思います。逆足は、内側ラインの使い方を練習するよりも、外側のラインやつま先でパッと足をさばき、進行方向を決定づける船長のような働きを練習した方が良いです。足の向き不向きと働きにあわせるところがポイントです。

床を進行方向にしっかり蹴る事が出来れば、フットワークのスピードはもちろんですが、ショットのパワーも精度も格段にあがります。溜めて打つ際に、足裏から発生する力が増え、さらには、方向性も備わっているのでショットに活きてくるのです。

前進力のないスマッシュを打つ人の多くが、溜めている後ろ足の外側ラインで力を溜めてしまっています。外側ラインには力はためられませんので、重心は後ろに流れてしまいます。これを内側ラインで溜めるように出来れば、打った後に前に動けるようになります。

後ろに下がりながら、内側ラインに力を溜めるのは難しい技術ではありますが、足全体でまずは全体重を預かり、そこから内側ラインに力を溜められるようになれば、無理に前に出ようとせずとも、自然と前に出る動きになります。これが出来てから筋力アップでも遅くはないです。

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