2016/01/25 最初の一歩は2軸スタート バドミントンのフットワーク

うちの息子は試合になるとフォア側の足が逆足になっていることが多い。どこに原因があるのかとじっと観察して修正すべき部分を探っていた。シャトルを打つ時点で、もう足が逆足になっているので、その時点で、足が逆だと言っても仕方がない。

歩幅が合っていないのか?それとも最後の一歩が間に合っていないだけなのか?いろいろ観察してみると、どうも最初の一歩の足の置き方が問題のように感じた。普段、半面での練習に慣れているため、相手コートに正対して構えることが当たり前になりすぎているのが原因のようです。

シャトルを打つ人を起点に、自分の両足が水平になるように構えるのが一般的な構え方ですが、これが出来ていない。コートに対していつも正対してしまっているため、全面となると、左右に動く際、一歩目の軸足の位置が、体を横に向ける邪魔をする位置にきてしまっている。

リアクションステップの段階での、二本の足の位置関係が悪いので、窮屈なスタートとなり、最後の一歩が出したくても出ない格好になっている。進行方向に対して、直線が1本しか描けていないために、平均台を進むような窮屈な動きになっている。

バドミントンに限らず、足のアクションのスタート時は2軸が基本。右足から伸びる直線と、左足から伸びる直線の二本が、目標地点で交わるように頭の切り替えが必要。うちの息子の場合は、構えた時の足の位置から修正です。右足を少し前に出すと右側、左側それぞれどんな動きになるのか?また、逆に左足を少し前に出した時今度は何が違うのか?ほんの些細な足位置の違いで、フットワークは変わってくることから体感してもらう予定。言葉で伝えてもこればかりは意味が無い。体に染み付いたものは、自分の内側から修正が必要だからです。

足位置の修正ができたら、2軸ラインを意識した第一歩目の動きへとステップアップしようと思います。最短距離は確かに一直線かもしれませんが、それでは時間がかかる。多少遠回りしてでも2軸ラインで、最短時間で辿りつく方法の方が大切です。急がば回れなんですよね。最短距離と最短時間は似て非なるもの。

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