2016/02/25 運動の3大要素、走って跳んで投げる バドミントンの土台

試合前となると、ジュニアの子供たちはシャトルを打ちたがる。基礎的なトレーニング時間をあまり重要視しなくなります。1週間前ともなればそれが自然でしょう。では3週間前だったら?1か月前だったら?3か月前だったら?1年前だったら?と時間軸を長くしながら考えてみると、3週間前くらいまでしかジュニアの子供たちは考えていないように思う。

2か月前の公式戦が終わった後から、今度の試合に向けてしっかり準備してきた人はほとんどいません。コーチ陣はしっかりと長い目でトレーニングの準備しているのにもかかわらず、子供たちの意識はその程度。やればやるだけうまくなる時期だから、やればやるだけ成長する時期だから長い目で考える必要はないのかもしれませんが、少しもったいないなと思います。

どの試合を基準とし、どんなトレーニングをすれば、どんな成長が起こり、その結果、どうなれるのか?こういった事をジュニアの子供たちには明確にしてあげることも大切なのでしょう。目先の試合は通過点にしかすぎない。こんな視点で試合に挑める子はあまりいませんからね。

さて、昨日、現役バリバリの大学4年生、しかもインカレに出ている猛者と基礎打ちをしてきました。うまい、はやい、そしてつよい。それでもそれほど動く範囲が多くないドライブやプッシュなどは手首は疲れはしますがなんとかついていけました。ドロップ交互となった時からその差を痛感しました。

動きも早いし、タッチも早い。そしてシャトルスピードも速い。。ことごとく私のミスとなりました。久々に自分の肉体の衰えを感じました。運動していないわけではないが、基礎的な運動能力が落ちている。週1回のバドミントンでは体は衰えていくのかなと。やっぱり週3回くらいランニングをする必要があるなと強く感じました。

バドミントンの技術だけではどうにもならない事の方がジュニアやシニアでは多いです。1か月など短期間で結果が欲しいなら体を作った方が早かったりもします。もちろん技術は大切ですけど、運動の3大要素、走って跳んで投げる。この3つが土台にあっての技術です。改めてそう思います。

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