2016/06/06 同じパターンで負ける 試合後のバドミントン

昨日は、地元のジュニア大会に参加してきました。勝って当たり前の大会の中で、うちの息子のみ初戦突破ならずと親としては少し残念な気持ちです。それでもコーチになんて言われたのか聞いてみたところ、しっかり覚えていて、次の課題がみつかったので中途半端に勝たなくて良かったなと思います。

私としてもこの半年は、息子には体作りの事以外、何も伝えていなかったので、向上心が芽生えたこのタイミングで、冬に向けてまたレベルアップをしていこうかなと思います。ここに伝えたいことをメモしてきているので、自分でも読み直しながら、コーチに言われた事をより具体的なものとして、伝えてあげようと思います。

また、戦術の4つの基本もそろそろ伝えて良いのかなとも思います。うちの息子は、戦術の優先順位は、試合をみた感じでは、4.ノータッチを取る 2.オープンコートを作らない  1.ミスをしない 3.相手のミスを呼び込むの順になっているように思います。そのため失点が多く、競り合いになり勝つこともあれば負ける事もあるとギャンブルに近い展開になっているようです。

今までは、しっかり強く打ち、あとは頑張る。これをメインにしてきたので、当然といえば当然の順位になるのかなと思います。そろそろ勝つためにどうするか?ここをメインに切り替えていきたいなと思います。コーチも随分と勝たせたいと思ってくれるようになり戦略的な部分も伝えてもらえるようになりました。本人にはその気持ちをしっかりお返してもらいたいので、まずは言われた大切なサーブ周りの事や、前後に振る事が出来るようになったかどうかを本人にそれとなく毎回聞いてみるようにしたいと思います。

1年前に比べれば地味ではありますが確実にレベルアップして、バドミントンプレーヤーになってきました。体作りもあと半年くらいはかかるので、冬には、また次のレベルになれるかなと感じます。昨日、負けた際に、他の保護者からは、負けても怒らないし、愚痴も言わないので「鏡ですね」なんて言われましたが、内心は言いたいことだらけです。悲しいし、悔しいし、怒りたくもなります。親の思いにそんなに大きな違いがあるわけがありません。ただ全力で戦い負けた時の悔しさは、子供にとっても効果が長いので、いやらしく小出しにしていくだけなんです。

がつんと言ったからといってその1回で、子供が理解し、レベルアップできるとは思えません。たった1回負けた経験を、10回でも20回でも繰り返させ身に着けさせないと好奇心旺盛なジュニアの子達は、忘れてしまうんですよね。同級生も決勝で、いつものパターンで負けてしまいました。毎回同じことを言われてますが、それでも定着できないものなんですよね。ジュニアの時期には、体も心も技術も、成長が早い部分と遅い部分が本当に千差万別です。

その子の場合なら、ファイナルになると足が止まるのは、体なのか心なのか技術からくるものなのか?ここをまずは見極めないといけません。単に足が止まるんだから体力をつけろの世界では無いんですよね。心技体のバランスが崩れるのはなぜか?こういった視点でスタートして欲しいなと思います。

私が見た限りでは、試合中、1度しか通用しないショットで喜び、集中を保つ彼の姿勢が、バランスを崩す要因のように思います。観客は確かに盛り上がるでしょう。でも、盛り上がるのはレアだからです。ファイナルでそれはもう無いのです。自分のプレーの何に重きを持ち、集中力を維持するエネルギー源とするのか?ここなのかなと。スーパープレーよりスーパーなものを発見してもらいたいなと思います。

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