2016/08/18 親から離れる経験 バドミントン合宿

今年の夏のジュニア合宿が終わりやっと一息つけるかと思っても、今週末には全小の東京都関東予選が始まります。合宿でもひたすらこの試合に向けての特訓が行われました。コーチや保護者もすべてを子供たちに捧げた2泊3日の合宿で、確実に子供たちのレベルは上がっていました。

残念ながら我が息子は、合宿の3日前にやけどで左足を負傷し、合宿には参加したものの、まともな練習をすることが出来ませんでした。足の炎症の影響で、体温も高く、キツイ3日間だったのかなと思います。帰宅したその日の夜、次の日と37度後半の熱が出てしまいました。合宿を休ませても良かったかなとは思うものの、練習以外の子供たちの交流面もジュニアでは大切だと思い「お手伝いでも良いから行こうよ」と連れて行きました。

練習への参加は、自分の足の様子をみて、本人に判断するように言いました。初日は、あまり動かない範囲でやってもらったそうです。二日目は、疲れと痛みからか練習はお手伝いにしていました。途中、体温があがったのか目がうつろで辛そうでしたが、なんとか審判をがんばっている姿がありました。三日目はどうするのかなと見守っていたら、バドミントンがしたくなったようで、初心者チームで練習や試合をやったそうです。相手が初心者とはいえ試合もやっていたとは思いもよりませんでした。試合を見てあげられなかったのは申し訳ないなと思いました。

息子の合宿の感想は、きつかったけど楽しかったと言ってくれたのが幸いです。普通は、やけどをすると体を動かしたくなくなり、それが返って皮膚の伸縮性を悪くし、治りを遅してしまうそうなのですが、周りのジュニアの子の頑張りをみて、出来る範囲で動き続けた事で、やけどの治癒具合は順調どころか快調で、先生も驚くほどのスピードのようです。皮膚科の先生に褒められた事で、合宿に行って運動して良かったと本人も感じたようです。

それでも今週末の関東予選への参加は現段階ではなんとも言えません。怪我からの回復中の試合参加は、私にも経験がない事なので、コーチと相談して参加するかどうかを決めようと思います。

それにしてもあっという間の3日間でした。もっともっと子供たちと一緒に連日練習をしたいなと思ったのが素直な感想です。練習をすればするほど子供たちが上達する姿がそこにあったからです。そして何より、練習面以外での子供たちの成長が私はうれしく感じました。周りとあまり話すことが出来なかった子が一緒に遊べる仲間を発見したこと。親ではなく、お兄さんお姉さんを頼りにし、自分たちだけでやりきるを第一に出来た事などなど。親から見るとほんの少しだけかもしれませんが、確実に一歩大人になってくれた事がうれしかったです。

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