2016/08/22 長男坊の試合で思い出したこと バドミントンと欲

先週の金曜日に長男坊のバドミントンの試合の観戦に行ってきました。千葉市の学年別の試合でどんなレベルなのか想像つかないものの各中学校から代表2名なのでそこそこ打てる子なのかなと思っておりました。息子のレベルは知っているので、良くて1勝、観戦が終わったら帰って仕事をしようと。

1回戦、試合前の基礎打ちをみた感じで、これは勝たないといけない相手だろうと思っていると、息子がやらかしまくってファーストセットを落としてしまいます。やっぱりこんなものかと思いながらも勝ってほしいと複雑な気持ちでセカンドセットを迎えると、ようやくエンジンがかかり2セット目を奪います。ファイナルセットもその勢いで勝利。ホッとしました。帰れないけど。。

2回戦は、1時間半くらい後でした。お昼ご飯を食べて、さすがにそろそろ負けるかなと思っていると、試合前の相手の基礎打ちをみて、「これも勝たなきゃいけないレベルだ」と、しかしまたしてもファーストセットをやらかして落とす。セカンドセットで奮起し、ファイナルで勝つ同じ展開に。。ヒヤヒヤものでした。勝ってくれたけど、帰れない。。複雑な状況がまた伸びました。

念のため書いておきますが、次の日のセミナーの資料が間に合わないので、会社を休んでいました。息子の試合は、少しくらい見てやろうと軽い気持ちで行っていました。ところが息子が2回も勝ってしまったので、帰るに帰れない。頑張る姿は親としてうれしいですからね。「今晩徹夜か・・・」と腹をくくって3回戦を待ちました。

3回戦は、1時間後くらいでしたね。ようやく試合前の基礎打ちで、「この子はジュニアでやってきたんだな」というレベルの子でした。シードの子なのでさすがに勝てないだろうと少し安心してしまった私がいます。ところが息子が良くわからない頑張りをみせて序盤、競ってしまいます。クリアも打つし、ネット前ではプッシュもするし、クロスカットまで打った時には驚きました。気持ちが強い子なんだと改めて感じました。

結果としては負けてしまいましたが、本人が何となくバドミントンを中学で復活したわけでもないのかなと感じました。強くなりたい、みんなの応援に応えたいという姿を見る事が出来たからです。昨日も一日暇な休日だったのですが、息子はバドミントン漫画をずっと読みふけっていました。

強くなりたい気持ちが行動にも現れはじめてうれしくなりました。その思いをより具体化してあげる手伝いをしてあげようと素直に思いました。「スマッシュが打ちたい。強いスマッシュが打ちたい。決まるスマッシュが打ちたい。絶対に決めるまでやる!」長男坊は昔から練習するとこんな感じでしたが、この強い思いの大切さを思い出させてくれました。

自分の仕事は半徹夜になりましたが、バドミントンがうまくなるためには、技術以上に気持ちが大切なんだよなと、思い出させてもらいました。長男坊の試合をみて、一緒に観戦にいった三男坊もそれを感じ取ってくれたら良いなと思います。「強いスマッシュが打ちたい!絶対決める!」こんな言葉が三男坊の口から出てくる日を楽しみに待ちながら。欲がより具体的な欲へと変化するとき、一気に強くなれるのですもんね。

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