2016/08/29 フォアとバックでの構え方の違い バドミントンのレシーブ

今週末は、いよいよ関東予選ということもあり、ジュニアの練習も最終調整という段階になってきました。ダブルス組のエントリーが多い事もあり、スマッシュとそのレシーブに時間を割いていました。

ジュニアの子の場合は、特に意識したわけでも無いのでしょうが、フォアハンドでレシーブする事が多いので、現在はバックハンドレシーブの強化を取り入れています。 このバックハンドのレシーブを見ていて、低学年だけでなく高学年もなかなか苦戦しているように感じました。返すことは出来るようになっているのですが、どうも手打ちの子が多いのです。

原因はどこにあるのかじっくり見てみると、下半身の使い方が、うまく出来ていない事がわかりました。レシーブを打つ瞬間に両足でジャンプするようになっている子も多く、次の動作が一歩遅れてしまっていました。

バックハンドレシーブの基本は、構えはの時は、両足重心で、打つ時にはシャトルのある方の足に重心を置くなのですが、子供たちのレシーブの多くは、構えの時点から片足重心で構えてしまっています。フォアハンドレシーブの癖なんでしょうね。

単に、フォアハンドとバックハンドレシーブの違いをラケットの構えだけと認識しているのかなとも思います。下半身についてはまだよく意識できていないようなのです。 このため、バックハンドで、右利きなら自分の右側にシャトルが飛んできた場合、右に一歩動けない重心になっているので、ジャンプしないと右に重心移動が出来ないようになっています。軸足を先に固定してしまっているのでジャンプしてその固定を解除していたのです。

両足に重心をのせ構え、シャトルの方向にあわせて右側なら右足、左側なら左足と、軽く一歩踏み込み重心を移動して打てるようになるには、構えの意識改革も必須だなと感じました。 まぁでもこれは関東予選が終わって、関東大会へ向けての課題と思って、今は出来る事をしっかりやるが良いのかとは思います。試合前に構えを変えるのはリスキーですからね。

構えを変えると視野も変わります。タイミングが合わなくなるなんてことも多いですので、時間の余裕のあるときに特訓していきたいなと思います。何にせよ、まだまだ強くなれる要素があって今後も楽しみです。

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