2016/08/31 かかとの痛み バドミントンと成長痛

今日は読者の方からいただいた質問の中で、お子さんの成長痛についての質問がございましたので、私だったらどうするか?を記載したいと思います。医者でもなんでもないので、そこはお間違えないようにお願いいたします。

Q.高学年特有の成長痛が出て満足にプレーができないとき、どのような練習をさせるべきか?
(ちょうど6年生の息子がかかとに成長痛があるようで、ダッシュやフットワークができず そういった練習の間ストレッチばかりしているのですが、それでよいのでしょうか?)

A.まず第一に痛みが続くのであれば、まずはスポーツ障害を扱っている整形外科にて診断を受けて下さい。整体や接骨院などでも良いのですが、子供の場合は、骨が大人と違い柔らかいので、レントゲンで骨の異常をチェックしてもらいたいのです。

質問主様の場合ですと、かかとですので、シーバー病という可能性も少なからずあります。疲労骨折している事もありえます。単に成長痛としてしまうのは危険かと思います。

尚、成長痛の特徴としては、基本的に子供は元気一杯、熱なども平常、痛みは短時間であり、軽くさすっているだけで和らいでくる。また痛む場所も微妙に毎回違ってくる。時間帯は夕暮れ以降の疲労が溜まってきた時。と言われています。

レントゲンで、骨に問題がなければ、あとは、筋緊張であったり、骨と筋肉のバランスの問題であったり、疲労蓄積の炎症という事が多いです。

私の経験では、運動して出た痛みの場合、痛む個所は、冷やすか温めるかのどちらか。炎症なら冷やし、治癒目的なら温めるとシンプルに考えています。また、痛みが出た外的要因として、その周りの筋肉のマッサージと、付近の関節の柔軟を行うと再発防止につながると感じています。

今回は、かかとですので、ふくらはぎのマッサージや、足首をしっかり回すなど、かかとにつながっている関節や筋肉をケアしてあげることが良いかと思います。

他に、ジュニアの子たちはシューズの履き方に問題がある場合もあります。かかとをしっかりつけて、かかとをトントンとシューズにしっかりあわせて履き、靴ひもは、足首部分をしっかりきつく締め、つま先の方は若干緩くするように確認してみて下さい。クッション性のあるインソールに変更するのも良いかと思います。土踏まずの形成が遅れている場合もあるので、シューフィッターにインソールの件は、聞いてみるのが良いですかね。

また、練習については、ダッシュやフットワークで痛みが出るようなら、もちろん休ませて良いと思います。ストレッチも大切です。ただし、このままですと筋力やスタミナが落ちてしまいますので、ひたすら歩くだけでも良いかと思います。

おすすめするのは、水泳です。水泳は全身運動ですので、小学生のように骨と筋肉のバランスがずれてしまう時期には、もってこいなのです。肺活量も増えますし、炎症部分を冷やしながら運動できますしね。

ちなみに我が家は、この夏休みひたすらプール三昧でした。週に3日以上、夜7時から8時の1時間、区の温水プールで泳いでいます。やけどした三男坊も復帰し足に防水シートを巻いて、泳いでいます。まずは筋肉バランスとスタミナを取り戻すために。

痛むときに親がどう子供に接するのかですが、ここは少し甘えさせてあげるのが良いかと思います。精神的に疲れていたり、逃げ道として痛みを発している事もあります。 親が子供のことをしっかり大切にしていることを伝えるチャンスです。厳しい練習で褒めて欲しい。甘えたい。そんな時期です。もちろん、それに甘え続けるようになったらそこからは突き放す事も大切ですけどね。

ひとまず私からの返答は以上です。参考になれば幸いです。楽しくバドミントンが出来るようになるまで、大事にしてあげて下さい。

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