2016/09/15 より体を回転させるには? バドミントンとステップ

ここ二週間、自分自身の週一回の練習に、うちのジュニアの卒業生の高校生や大学生がわんさかと参加してくれて、さすがに私を含めたシニアメンバーの息は上がりっぱなしです。単純に、運動能力の差が若手との試合ではっきりと感じてしまい少し悲しいです。週4日プールに行っていても、次の日には筋肉がギジギシと悲鳴をあげています。

大人が集まるチームなので、自然と試合中心なのですが、個人的には、試合の中で、ショットの確認をしながら進めています。勝ち負けも大切ですが、ジュニアの子供たちが抱えている課題を自分なりにどう説明できるのか?これを自分の体を使って実験しています。

昨日は、カットの打ち方について、ちょっとした実験をしてみました。カットを打つ際に、上半身の使い方ではなく、下半身の使い方を少し変えて打ってみました。よりカットしやすい打ち方を追及です。まずは腰の回転や膝の回転についてあれこれやってみました。回転をどの程度意識すれば良いのかと。。

しかし・・・腰も膝も、いつも以上に回転させようとしても、中々、うまくいきませんでした。回転させようとしても、窮屈な感じがするのです。どこがおかしいのか?この窮屈の原因はどこにあるのかと、探究していくなかで、ようやく打開策を見つける事が出来ました。

より下半身を回転させるさせるためには、前足をどこに出すか?これが重要だったのです。足をどこに着地するのか?これを今まではまったくもって感覚で出していたのですが、前足を少しオープン気味に踏み出したり、少しクローズ気味に出したりすることで、回転がスムーズになったり窮屈になること事がつかめました。

私は右利きなので、右から左に向かうカットを打つ際には、若干前足をオープン気味に踏み出します。すると、腰から下がスムーズに回転し、よりシャトルに横方向の力を与えることが出来ました。リバースカットの場合はどうかと試すとこちらの場合も、少しオープン気味に踏み出した方が上手くシャトルをカットできる事がわかりました。

ほんの些細な前足のステップの違いですが、今まではまったく意識していなかったので、個人的には大発見でうれしくなりました。いままでは上半身の開き方の違いだけで、カットを打っていたので、もうひとつのポイントを見つけられたので、無理に上半身をひねって腰を痛める事もこれで無くなるかなと感じます。

まだ試していませんが、前足のステップ方向の違いは、クロスに打つショット全般で、意識してみて良いものかと思います。こちらは、次回の練習から、ひとつひとつ確かめていこうかと思います。身体操作とバドミントンの関係、実に奥が深い。まだまだ私も上達できるなと、次への意欲が増してきました。肉体を維持さえすればですがね(汗)

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