2016/09/20 準備に対する意識が差を生む バドミントンとタイミング

先日の土曜日、久々に自分の野球の試合に行ってきました。月に2回ほど土曜日に練習があるのですが、ほぼジュニアのバドミントンに顔を出しているので、練習をさぼっています。久々の野球で、いきなり試合、まったくもって準備できていない中でしたが、個人的には楽しく試合に挑めました。

守備面は、運動を日々しているので、それほど違和感を感じる事はありませんでしたが、打撃面がかなりひどいなと感じました。普段、シャトルを追いかけているので、バドミントンの羽特有の初速スピードと減速が感覚的に残っており、ボールをしっかりミートできない感じでした。。ボールを迎えに行ってしまう。ボールの下を叩いてしまうと・・・だめなスイングとわかっていても体が反応してしまっていました。

さすがに、バッティングセンターで練習しておかないと次回はまずいなと感じました。タイミングが合わなければ、バドミントンでも野球でもクリーンヒットは出来ません。何よりもこのタイミング合わせをサボったつけが、打撃面で出てしまいました。クリーンナップのくせに、凡打の山を築きチームに貢献できませんでした。準備不足を痛感。

さて、タイミングの話になったので、バドミントンでのタイミングの取り方について、初心者の子の多くが、シャトルを眺めている時間が長いという課題があります。シャトルを見ながら準備すれば良いのに、シャトルを打った後も、シャトルを打ち返す前も、体の準備を行えていません。タイミングを取ろうと思っても、そもそも準備する時間に準備を行っていないので、間に合わない事が多いと感じます。

クリアを打った後もロブをあげた後、そのシャトルの軌道をずっと見ている。自分がコート内のどこに立っていて、相手がどこにいるのか?こういった確認も当然できません。手投げのシャトル打ちではタイミングを計って出来る事も、いざ試合になるとそれが出来ないことの一番の原因かと感じます。

足を動かせといっても、動かせる時間がそもそもその子の中で極端に短いので、動かそうと思う前に、シャトルが飛んで来たりします。フットワークの練習をどんなに頑張っても、これではミスが減る事はありません。余裕を確保する時間が短いからです。

タイミングを取るための、前提条件は、時間の確保です。上級者が余裕をもってバドミントンを行えているのも、準備のスピードが圧倒的に早いからです。たった半歩足を戻したり、ラケットを胸の前に持って来たりと、すぐに動ける。すぐにラケットが出せるその準備が身についているからです。

タイミングよくシャトルを打つために、やるべき準備を怠らない。これが初心者脱出の第一歩かと思います。もちろん上級者でも苦しい時には準備が遅れます。なぜフォアで構えれば良いところをバックのままだったのか?なんて事でミスをすることも多いです。準備にどれだけ神経質になれるかは、バドミントンプレヤーであればずっと付きまとう課題です。

特に初心者は、打つことばかりを考えがちですが、そこから先に進みたいなら、準備に対して真摯に取り組む必要があると感じます。タイミングがあわないのは、準備に対する意識が低いからと肝に銘じておきましょう。

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