2016/11/04 地獄絵を想像? バドミントンと本気バドミントン

昨日、うちの三男坊がようやくバリバリ練習コースに初参加しました。ここ半年ほど「行こうよ」と言ってきたのに「無理」と言っていたのですが、先日、下級生に負けたのがさすがに効いたみたいで、無理とは言わず、どんな練習するの?どんな雰囲気なの?のような前向きな質問をしてきたので、すぐに参加を決めました。

平日の夜に連日運動すること自体は、半年前からプールを通じて経験済みなので、体力的な問題や学業面もそれほど心配はいらないよと、妻から言われそうな部分はすでにクリアしていたのも大きかったかと思います。母親は、ほんと子供を大切にしすぎるところがありますからね。守ってばかりじゃ勝てないのにです。

膝も万全ではないので練習風景を眺めようとシューズも履かずにいたのですが、いくつか試合の申し出がありそれに対応していたので、息子がどんな感じで過ごしていたのかは実はあまりみれていなかったのですが、練習後に、息子にどうだった?と聞くと「なんか楽しかった。」といっていたので一安心です。

まだお試し期間だからというのもありますが、いったいどんな地獄を想像していたのでしょうかね。。マイナス面だけみて想像しちゃってたんでしょうね。百聞は一見にしかずではありませんが、体感することが一番なんだなと感じました。さっさと連れて行けば良かったと私も大反省です。息子は考えすぎる奴だったことをすっかり忘れていました。

何にせよ、ようやく「本気バドミントン」のスタートが切れたので、これからが楽しみです。遊んじゃう子がいると一緒に遊んじゃう子なので、この「本気バドミントン」での練習は、本人の中でも気持ちを大きく変えてくれる気もします。そして何より同級生の「本気」軍団と一緒に過ごせることが私はうれしく思います。どこか蚊帳の外に自ら逃げていましたからね。

さて、息子の事はさておき、せっかく私も試合をしたので、メモを書いておきます。シングルスでは中学生と、例の左利きの男子No2との2試合をしました。中学生の方は、まぁ、小学生の時のイメージ通りで、体が大きくなった分だけ、威力やスピードが増した感じで、そこにバドミントンとしての成長はあまり感じませんでした。

本人的には、私から点数を以前より沢山とれたと思ったかもしれませんが、それはバドミントンが成長したのではなくて、体が成長したからだと感じて欲しいなと思います。家も近所でちょくちょく会う事も多いので、この辺はチクチクといじってあげようと思います。バドミントンを成長させろよと。

左利きの彼は、クリアを課題として挑んできたようで、それに合わせてラリーを展開したのですが、あまりにも課題に頭が行き過ぎて、試合練習がただの練習に成り下がってしまっていました。これは本人にも伝えたのですが、点数を重ねるためにクリアを磨くのであって、クリアを磨くために試合をしているわけじゃないんだよと。

また、クリアを課題にして取り組むのは良い事だけど、それを試合中に相手に悟られたら意味が無い。クリアで追い込むことを悟られないようにすることも技術だよと。実際、私はクリア狙いなのかと感じた後は、いつもより一歩ポジションを下げてラリーを続けました。一歩さげさせたのだから、そこで前をどう使うか?ここまでしっかり観察し状況判断できるようになってもらえると良いなと感じます。

ダブルスの試合練習では、いつもシングルスをメインにやっている6年女子No.1が相手でした。ところが面白いように彼女のショットがシングルスコートに返ってきていました。試合後に、それを指摘すると、「はっ」としていました。やはりダブルスコートをあまり意識していなかったようです。相変わらずの天然ぶりですが、相手コートを見ることや、展開の早いラリーの練習にもなるためダブルス練習もしておいた方が良いでしょう。

私と組んだ中学生は、フットワークがシングルスのものだったので、そこをダブルスとの違いを伝えました。ダブルスの場合は、一歩戻る前に、前を向く事が大切です。横に振られて打ち返し、一歩センターに戻ってから打つといったシングルスのフットワークでは、間に合いません。打ったらすぐにその場で前を向く。そしてそこから動き出せと。

ダブルスの二人に関しては、ダブルス経験が少ないので、こちららも良い刺激を受けました。シングルスとダブルスの大きな違いが二人を見ていると良くわかるからです。三男坊の練習をさせにいったののに、また私も勉強させられました。いつの日か、こういった経験の蓄積を息子に伝えたいものです。今はまだそこまで来ていないのでグッとがまんしながら上級生と楽しむことにします。

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