2016/11/08 前足の引きが足の入れ替えのポイント バドミントンと振り子

三男坊の家での素振りも随分と自分から行うようになってきました。逆をとられた時を想定しての素振りなども始めています。どんどん頭では吸収してくれるので、最近は、素振りが終わった後に10分程度の短いバドミントン動画を一緒にみて、感じたことを言ってもらうようにしています。まだまだ着眼点は大ざっぱですが、ひとまず習慣にさせるのが先かなと思っています。

こんな感じで、私もYoutubeでバドミントン動画を日々、見るようになり、日本だけでなく海外のバドミントン動画の探し方も上手くなってきました。そんな中で、昨日は、スマッシュを打つ際の前足の部分をどうするとよりスマッシュに活きるのか?の動画に偶然出くわしました。英語だったので解説はなんとなくでしたが、見ているだけでもポイントはわかりました。

「あーこれ、やってる時もあるけど、基本サボってるな・・・意識していなかったからだろうな。」と思ったそのポイントは、スマッシュの際に、足をハの字に開いて半身になるまでは良いのですが、そこから前足を自分の方に引き付ける振り子のように足の力を使う部分でした。私の場合ですと、前足をハの字にしたまま後ろ足で蹴ってスマッシュを打つのが普通になっていました。前足を少しでも引き付けて振り子の力をいれれば、後ろ足の蹴りにより力が乗るのにそれを忘れていました。

10年間バドミントンをやっていなかったので、こういう細かな部分は、なかなか思い出せていなかったのですが、昔は確かにこんな感じで振っていたなと懐かしい体の動きを思い出せました。余裕がある時は、前足を振り子のように後ろ足の方に引き寄せる。もちろん当時は何も考えずに、自然とやっていたのでしょう。そして、今は何も考えていなかったから、自然と忘れていたのでしょう。こういう部分がセンスでやってきていると怖いなと感じます。

いろんなTOPレベルの選手のスマッシュフォームで、この前足の動きを見てみましたが、スマッシュやカットを打つ時に、かなり多くの選手が前足を引き付けていました。 前足を振り子にして引き付ける事で、重心も腰下当たりにしっかり移動してくるからでしょうか、すんなり足の入れ替えが行えます。『 /\ 』の字で前足を出したままで足の入れ替えを行うのではなく、『 ∫\ 』にした上で足の入れ替えを行った方がスムーズですしね。足の入れ替えと言えば、後ろ足を前に出すことばかり考えていましたが、前足を引き付けてあげることも忘れてはいけないんだなと思いました。

10年のブランクは、こうやって細かく見ていくと沢山、当時と違う感じにしているんだなと改めてそのもったいなさを感じます。もちろん、ブランクがあったからこそ細かく気が付けるようになったのもありますけどね。子供たちに伝える事を考えれば、このブランクはかえって良かったのかもしれません。なんとなく出来ちゃっているじゃ、伝えられませんからね。

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