日曜日のジュニアの練習は、荒川土手でのランニングでした。試合が近い事もあり、なかなか体作りの練習がしっかり出来ていなかったので、久々に子供たちは体に鞭を入れられたのかなと感じます。私も5kmほどランニングに付き合ってみたら、ふくらはぎと太ももがバリバリの筋肉痛に襲われてしまいました。
膝を一番心配していたのですが、怪しい感じは依然としてあるものの、随分と良くなったのかなと感じます。子供たちの中にも、若干名、足の張りを訴えていた子がいますが、その子の靴に問題があるように思いました。それランニングシューズじゃないでしょうと。。普段はバドミントンシューズで運動しているから気が付かないのでしょうが、シューズがどれだけ足をサポートしているのか?を考えたことがないのかもしれません。
足首を守る、膝を守るこういったシューズの恩恵をしっかり感じ取ってもらいたいなと思いました。
ランニングは、3kmコース、5kmコース、10kmコースと自分の体力レベルにあわせて選択しての実施となりました。5、6年生は、10kmコースがデフォルトではありましたが、無理をしない範囲で、距離を縮めるなどそれぞれがしっかり走りきって、完走の達成感を味わっていました。
私は、前半は、自転車で5kmコースの伴走&上着の受け取りを行い、10km組の残り5kmを後から追いかける形で、きつくなった後半の5,6年生の様子をみて走りました。そんな中で、以前も感じたのですが、呼吸の仕方が、どの子も出来ていないことが気になりました。鼻呼吸をしっかり出来ていない子が多く、疲れる走り方をしているなと思いました。
バドミントンで長いラリーになったときに、先に根をあげてしまうのも、口呼吸の子です。口呼吸は、肩の上下動も生まれてしまうなど余計な体力を使います。鼻呼吸にすれば、肺と横隔膜のシンプルな呼吸になりますし、息を吐く瞬間を自在にコントロールできるため、力を入れるタイミングを操作しやすくなります。口呼吸中心だと、息を吐いているときには力をいれらません。
小さく鼻で複数回にわけて吸い、口で吐く。余裕がある時は、鼻だけで小さく複数回吸って、鼻から一度吐く。アスリートには必須の呼吸スキルです。口から吐いている時でも、とっさに鼻で息を吸い体に力を入れる。こんな訓練もコート練習に入っていない間にコートサイドで行っても良いのかなと感じます。
また、体調管理の面でも、口呼吸主体の子は、雑菌やウイルスがダイレクトに喉に届いてしまう事が多くなり、体調を崩しやすくなります。口呼吸だと喉も無駄に乾きます。体は水を欲していないのに、口の渇きを満たすためにスポーツドリンクを取りすぎて、塩分濃度が上がりすぎたり、水の飲み過ぎで塩分濃度が下がりすぎたりと、体によくない水分補給にもなりかねません。
ランニングで、心肺機能や全身の筋力アップだけでなく、呼吸技術の向上にも役立てられたら一石二鳥です。冬にはまた走り込みも増えると思いますので、効率のよい練習になればなと思います。
それにしても久々のランニングで、自分の足がこんなにも衰えていた事に驚かされました。。あっという間に衰える。本当に年齢との戦いは、油断したら負けるんだなと痛感しました。週1回は走りこみたいなと思う今日この頃です。ふくらはぎの筋肉痛は、本当にショックでした。。以前は、当たり前に出来ていた細かなフットワークステップがなんか出来ないよなと感じていたので、原因はここにありだと腑に落ちた筋肉痛でした。走るは大切ですね。ホント。