2016/12/13 自分ではINでも結果はOUT バドミントンと体育館の奥行き

東京都シングルスでサイドコーチに入り、選手と同じ目線にちかいところで、バドミントンを観察して子供たちが納得いかない顔をする光景を良く目にしました。本人はINのつもりで打っているのにOUTになる。このミスです。

会場となった体育館は、バドミントンコートが12面とれる大規模な体育館で、入口付近の天井は、若干あかるい色となっておりました。この入口に向かって打つ時に感覚的なズレが起きていました。特に、入口から一番遠い奥のコートから入口に向かっている時にこの傾向が強かったです。

サーブはOUTになる。クリアもOUTになる。ラリーは勝っていてもちょいちょいこんなOUTで点数をあげて、競った試合になってしまう。子供たちもOUTが連発すると自分なりに考えて一歩下がってサーブを打つなど、工夫はしていましたが、根本的な感覚のズレは距離ではないのです。

奥行きが広い体育館、しかも天井が明るいと、普段打っているクリアやサーブの高さがズレてしまいます。いつも通り打っていると思っても、天井が高く、奥行きが広い体育館では、自然とサーブやクリアが低くなってしまいOUTになってしまいます。距離をあわせようとすると低いショットのままなので相手に途中でカットされたりしっかり上を向けさせることが出来ずに、相手優位のラリーになってしまいがちです。

私がサイドコーチに入った時は、「自分ではINのつもりなんだろうけど、奥行きの広い体育館だと自然とショットが低くなるんだよ。いつもより低いからOUTになるのね。」「せっかく天井が高い体育館なのだからもっと上に打とうよ。」

こんなアドバイスをしてあげると、「そっか」と思いっきり上にサーブやクリアを打って悩みが解決できたようでした。相手にとっては、どうせまたOUTだろうと見逃したものが今度はしっかりINになっていて、見逃しINで失点というパターンも増え、トータルでトントンとなりようやく普通に勝負できる環境を整えることが出来ました。

何かがおかしい。そう感じている子に、その違和感の理由を伝え、最大限にその体育館を利用する方法として逆利用する。入れろと単に言っても、学習にはなりません。ひとつの課題として子供たちに伝えてあげる。こんなことが大切だなと感じました。

今週末の高学年のシングルスも同じ体育館です。入口から遠い奥のコートでの試合の際には、特に感覚のズレがおこることを頭にいれておければ無駄な失点もなくなり、自分の力を出せる環境ができあがるのかなと思います。

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