2017/02/02 良くも悪くも絶大な影響力 バドミントンと親子

昨日は水曜特訓DAYでした。去年の今頃は参加者3名のみなんてこともあったのですが、今では10人を超える日も多く随分と活気づいてきました。自由参加という事もあり、なかなか人が集まらなかったのですが、今年の春から保護者預かりに戻ったことで、少しスタンスを変えたのが良い方向に転がったのかなと思います。

基本的にうちのジュニアの練習には保護者は口を出さないというルールがあるのですが、ここを少し緩めてみました。どんどん保護者に絡んでもらう。バドミントン未経験の保護者も動ける恰好できてもらい親子で一緒に練習するスタイルに変更しました。ただただ子供を送り迎えする。夏は暑く、冬は寒い体育館で見学する。こういった親にとっては面倒と思える部分を排除していきました。

子供がやりたいと言っているバドミントンですから、親も少しはやってみたいと思っている事が多いので、親に面倒だとは思わせず、ひとつの楽しみとして親子で参加してもらっています。もちろん練習のほとんどは子供に当てられますが、コートが空いていたり、対戦相手が足りない時、補助が足りない時に、随時親にお願いしてバドミントンに触れてもらっています。

親子でバドミントンの対話ができる。会話ではなく対話です。私的には子供の成長にとても大きな役割をになっている事だと思っています。外野から「なんでミスばかりするの!」「集中しなさい!」とただただ口を挟むよりも、自分の経験にあわせて「この前の練習で一緒にあれやったでしょ。あれ出来たらさっきの勝てたんじゃない」「打ち方この前言われて直したのに戻っちゃったね。また水曜に確認してもらおう」などなど

同じ土俵に立って初めて対話はできるのですよね。上手な大人はコートに立って見本になりますが、下手な大人がコートに立てば子供が先生にもなれます。教えて成長する部分も多いです。来年度になれば、また人が入れ替わり、状況は読めませんが、週1回だけの特訓DAY、親子でがんばり、そして成長するそんな機会として続けていきたいなと思っています。

もちろん親も自分がやればやるほど口出しをしたくもなるので、この境界線の見極めには注意しながらです。今のところ、私が各親に声掛けをして、自分の子供のプレーへの疑問や課題を聞いて、その場で、伝えてほしい事として修正しています。ここをサボるとたぶん問題が出てくるのかなと思っています。親の期待と子供の成長速度から生まれるギャップを埋めていけば、保護者の質も自然と上がっていき、ジュニア全体の質にもつながると思っています。

子供たちが進むべき道を教育し、よーいドンと後押しできる保護者が増えていけば良いなと思っています。まだうちのジュニアの保護者の中にも、子供が進む道を親の迷いのせいで先を示せず、よーいドンどころか、ストップばかりかける、こんな方がいます。親が迷えば子も迷い、その迷った子の多くが、大小差はあれど問題を起こします。進むべき道がうっすらとでも見えているかどうか?問題を起こさない子になってもらいたいなら、立ち止まらせない事が大切です。

そうそう昨日の大人の練習の時にスマッシュの修正を行おうと思ったのですが・・・基礎打ちする時間がなくて次回持ち越しになりました。練習時間に保護者と話し込んでしまいいきなり試合の流れに。試合はいらないから練習がしたいと思う今日この頃です。スマッシュ修正が今の私の進むべき道です。

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