2017/04/11 依怙贔屓(えこひいき)はあるもの バドミントンと応援

4月から練習に全参加する事にした三男坊、昨日も連日の練習に参加して、さすがに疲れが溜まってきたのか、朝起きる時間が30分ほど遅くなってきました。それでもいよいよ体が大きくなろうとしてきているので、この機会を逃さないようにしっかりと継続してもらいたいなと思います。

筋肉疲労は、大人ですと48時間かかる回復も、子供であれば24時間くらいで回復します。この回復時間をどれだけケアしてあげられるかが私の当面の課題かなと感じます。やり過ぎれば筋肉は太くなるどころか破壊される方が多くなり、思ったように育ちませんからね。

それでもやり過ぎるくらいの意識がないと、メンタルは育たないので、この調整は子供の目を見て判断しようと思います。今は本人もやる気があるので良いのですが、学校では運動会の練習も始まり、来週前半あたりに疲労のピークが来るのかなと思います。

さて話は変わって、新年度になりジュニアにはまた体験の子が続々とやってきています。いろんな子がいる中で、成長するだろうなと大人たちが思う子には特徴があるように感じます。それは「応援される子」であるかどうかです。初心者であっても、経験者であっても、応援されない子は、伸びません。

もう少し厳密に言えば、応援された部分だけが急成長する。これが子供たちの成長にはあるのかなと思います。例え大声で怒鳴られようが応援されているのであれば、子供は成長します。誉めて伸ばすとか怒って伸ばすとか子供を伸ばす教育論がありますが、応援の形の一種であれば伸びるんだなと思うのです。

では、どんな子が応援されやすいのか?ですが、単に人間性の問題です。あいさつや返事ができる。笑うところで笑い、真面目なところでは真面目になり、バカをしてよいところではバカができる。応援が出来る。その子に向かって他者が投げかけた行為に対してきっちり反応がある。その子から他者に向かって適時適切な発信がある。

ちょうど今、若葉組の試合練習でガチの戦いをしている中でも、偏ってみてしまう事も多いです。両方に同じように強くなって欲しいのですが、それでもより応援したくなる子の方に、心の中で「がんばれ」とより多く唱えてしまいます。応援する側も、暗黙的に良い刺激を欲しがるものですからね。

相手が他のクラブであればこんな気持ちにはならないのでしょうが、身内の試合や練習ではどうしても、その子の人間性によって偏ってみられてしまうものです。影で努力しているのかもしれませんが、それは知られていない事。その場で頑張れる子が贔屓目でみられるのです。

挨拶や返事が適当。自分勝手。言っても聞かない。人の目を盗んで意地悪をする。他人の悪い部分にはとても厳しい。言い訳ばかり。嘘をつく。応援しない。などなど、応援されない子にはならないで欲しいものです。これからの長い人生の中でも依怙贔屓無しの世界なんてありません。だれだれが依怙贔屓だと訴える前に、やるべきことがあるはずです。

応援される人になり、自発的に応援できる人になりましょう。それがいろんな強さを生み出し、人としての強さにつながります。

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