息子の成長　バドミントンとスイッチ　－ジュニアとシニアのバドミントン－

バドミントン教本やDVDのほとんどが、骨格や筋力の出来上がった人向けに出来ている。ジュニアやシニアには少しハードルが高い。教科書に書いてある部分のちょっと前の部分。前提部分が足りていない子供やシニアのバドミントンはスタートラインを変える必要がある。 そこで、シニアの自分と、ジュニアな息子の練習を通じて、細かな部分にメスをいれていく。

今週末はいよいよ関東予選ダブルスです。我が息子も参戦し、関東大会への切符を是非とも手に入れて欲しいと思っています。それでも相手も油断ならないペアばかりですので、気持ちの面でしっかり準備を整えて欲しいなと思っています。

三男坊も今ではバドミントンが楽しいそうで、毎日毎日成長しているそんな気がします。６月の町田オープンの時に、「バドミントンを頑張る」と言ってからまだ２か月ですが、少しづつその成果も見えてきました。成果が現われだすのは３か月くらいかかるだろうなと思っていたのですが、思ったより早く成長してくれています。

まだまだ体格的にもどかしい面もありますが、素としてはやっていける雰囲気が本人にもつかめてきたようです。３か月くらい前までは、息子の試合をみても「強くなりたいのかな？」と思うところも多く、他のやる気のある子の試合をみて楽しんでいたのですが、ここ最近は息子の試合をみるのも楽しくなってきました。

勝ち負けだけにとらわれていた息子が、ようやく「強くなるため」の試合が出来るようになってきたことが、一番うれしく思います。「アドバイス受けるじゃん、でね、それをやるの。するとね、なんか上手くなるの。○○の時はね。今までこうだったんだけど、こうしたらなんか上手くいくんだよね。」など、バドミントンの会話も自然としてくれる機会が増えました。

毎日牛乳飲んでタンパク質とって股関節のストレッチ。これもしっかり習慣付いてきました。コート内スピードもあがり、パートナーの分もシャトルを追いかけるなど、積極性も生まれてきました。試合中にもパートナーとよく話すようになり、パートナーを引っ張っていこうという思いも見えてきました。

この気持ちを続けられれば、誕生日を迎える１月には、もう一回り、ぐっと成長してくれると感じます。がんばり過ぎて怪我だけは無いように注意は必要ですけどね。ぐっと伸びた子であっても、１週間怪我をしたり、体調を崩しただけで、ガクッと落ちてしまうのがジュニアの選手たちです。

アスリートのサポーターとしてはがんがん成長して欲しいと思ったりもするのですが、親としては、ちょっとずつ成長し、精神的にも肉体的にも健康であって欲しいなと思います。大きな期待は胸に秘めつつ、小さな期待を小出しにして、応援して行こうと思います。まだまだ４年生。スイッチは入ったばかり、ここから先がより大切。