2017/08/30 同じ練習でも個人差 バドミントンと学習能力

今週は月火水と練習が無いので、昨日は、久々に息子と個人練習をしてきました。幸い息子のパートナーも足を運べるとの事で、最近練習時に言われていた課題の部分を繰り返し練習してきました。他にも課題はあるものの、試合前にあれこれやるよりも、すでに本人たちが課題として感じていることをただただ練習した方が良いと思いジュニアの練習の延長という位置づけで特訓をしてきました。

サーブやサーブレシーブ、ドンドンと移動してのスマッシュ、ネット前のラケットワーク、スマッシュの角度意識などなど、短時間でしたが、本人たちが「わかった!こうね!」と少しは感じ取れるくらいの練習にはなったのかなと思います。

まだまだ体が覚えたというレベルにはないので、試合当日は昔のプレーに戻ってしまうことの方が多いでしょうが、それでも何を意識すればより良くなるのか?と試合中に修正できるものは頭の中に刻まれたことでしょうから、連続失点などは以前より減るのかなと思います。

正直、「覚えが悪い」と感じる事もありますが、こればかりは待つしかないのでしょう。学業同様、個人差が大きいものですからね。子供ですから、思ってもいないところで脱線していたり、考え違いをしている事も多いです。全身運動に関わる運動神経で未発達な部分もまだまだ多く、効率的な改善は難しく感じます。

自分の中では正解だと思っていることに、誰かに言われてではなく、自分から疑問の目を向け始められるそんな人間的な成長が待ち遠しいです。ボーっとしている子であってもそれがその子のスタンダードなのです。スタンダードの刷新が無ければ、外部の力によって一時的には改善してもまた元に戻ってしまいます。

学習能力とは、何かを学ぶ力ではなく、自分のスタンダードを書き換えられる力です。日々成長できる人は、日々自分を刷新している。だからいつもフレッシュな感じをうけるんですね。変える事に臆病になっていては身も心も腐っていきます。毎日1つは自分で「当たり前」を変えていく。それだけでバドミントンも良い方向へと進み始めます。

バドミントン旅行が出来る宿