2017/11/13 膝の余計な外旋で出遅れる バドミントンとフォア奥

体育館の都合で練習無しの日がポツリポツリとありましたが、ジュニアの練習は切らさず続いています。家族と遊ぶ時間も多く取れたのでリフレッシュも良い時期に取れたかなと思います。

三男坊にはいよいよ下半身の初動トレーニングを開始させてみましたが、普段から実践の場で動きが鈍い部分でまさに、体の動かし方にぎこちない部分がある事がわかりました。 構える時に若干がに股になる。腰が引けている。など初動トレーニングを行う際に、すんなり動かない部分と、フットワーク中の一歩遅れる部分の関連性を本人もわかったようで、これから地味に修正してみようと思います。

下半身の動きについて意識が高まっている中で、試合練習をみていると5年男子が初動部分がうまく出来ていない箇所があることもわかりました。フォア側のフットワークの際に、膝を外旋しすぎているため背中が一度相手コートをみてしまう動きが見受けられました。

このフォア側の回旋遅れが出てしまう膝の癖のために、フォア奥を狙われると余裕がなくなり、どうしてもストレートリターンばかりになってしまうようです。相手にリターンを先にクロスへと仕掛けられてしまいラリーを苦しくしてしまっていました。余計な膝の外旋のために、体がしっかり旋回できずクロスへの動き出しも一歩遅れています。

シングルスだけでなく、ダブルスの時もフォア奥に移動させられた後の対応がぎこちないのも、膝の余計な外旋によるものでしょう。些細な動作ではあるのですが、ワンショットでラリーが終わることはありません。次のショットにつなぎにくい動作を続ければ、徐々に徐々に苦しくなって当然です。ショットの安定性があるだけにもったいないなと感じます。

膝の余計な外旋を抑えて、内旋の方に意識を高める。これが今後の彼の課題でしょう。ひとまず水曜特訓の時にでも、「今の入り方だと、次にこのショットを打たれるときついよね。こう入れば楽になるよ」とでも伝えて、変化の種を植え付けて様子見です。彼には全小もありますし、そもそも癖を直し、花開くには時間がかかるので、あせっても仕方がありません。

彼には来年度はシングルスもダブルスも大きな力になってもらう事になるので頑張ってサポートしていきたいと思います。今の膝の余計な外旋がおさまれば、フォア側からのクロスへのショットも力強く打てるようになるでしょう。今はおそらく自信がなく、しかもリターンに対する遅れを自覚しているので、クロスを選択できないのでしょう。本人は無意識に自分の苦手を知っている。この裏に隠れた部分を表面化させてあげるのが我々、外から見ている人たちのお仕事ですからね。

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