2017/12/05 現状のシングルスの課題 バドミントンと成長

ストレスから全身に及んだ体の湿疹ですが、腰痛の時に購入したバファリンで一時凌ぎし、大分治まりました。ようやく薬なしでの生活に戻ってきましたが、痒さはほんと辛いものでした。。各種アレルギーや湿疹体質の方の苦しみの一部を垣間見ることができました。思い出すだけで体が痒くなる感じです。

さて、今週末は東京都シングルスが開催されます。うちのジュニア軍団も多数参加します。ドローも発表されいよいよといった感じです。とはいえ、今年も年末の全小があるので、練習はまだまだこれからといった感じではありますが。

来年の若葉カップの事まで考えるとシングルスの強化は必須項目ではあるのですが、シングルスに伸び悩む男女がそれぞれいるのが今の私のまた痒くなりそうなストレスです。夜練組の5年男子の一人は、相変わらず体幹のブレやラケットワークの遅さから、長いラリーになると苦しくなる展開が多くなり競り負ける事が多いままです。

少しでも良い姿勢で打つ。少しでも良いポイントで打つ。少しでもラケットを最短距離で出せるところに置く。こういった改善指示もすぐに元に戻ってしまっているように思います。まだまだ「なぜ苦しくなるのか?」と打つ前の準備部分の重要さを本人の心の内から理解できていないのでしょう。自己分析、自己修正が下手なんですね。言われたからやるで終わっているようです。

もう一人の5年男子は、性格的なものなのでしょうが、チャレンジしない部分がシングルスで明らかに出てくることが多いです。「シャトルを置きにいっている。」と私が感じるものです。ヘアピンや、レシーブリターン、ドロップやカットも足が長かったり浮き気味だったりと、あと10cmは工夫できる技術レベルはあるのに、そこまでのチャレンジ精神がありません。

クリアも高さも低いままなのに最奥まで飛ばそうとはしないため、前後でいうと、ダブルスのサービスインのエリアだけで相手の動きは事足りてしまう事がほとんどです。背丈が大きいならこれでも何とか試合にはなりますが、背丈は高くありません。

いつもいつも自分ばかりがシングルスコートの4隅を動き続ける。相手はその5分の3程度の動きです。相手の背丈が大きい場合や、丁寧に4隅をつける相手には、さらっと負けてしまうシングルスのままです。つないで粘っていくスタイルを目指しているようなのですが、相手をいつも楽な体勢にしたままでは粘り切れません。10cmのチャレンジを春までにはしていかないといけないでしょう。

4年男子軍団は、3人は勝手に強くなりつづけているので、本格的にシングルス特訓をすればグイッと伸びるでしょう。その他であるうちの三男坊は、経験値の蓄積がなされてくればグイッと伸びる感じかなと思います。現時点では判断を誤る回数が多いので、自分の力を発揮しきれていない感じをうけます。言われたことをやれるレベルに来たので、今度はその発展形に挑むところです。

もう一人の4年男子は、最初に登場した5年男子とほぼ同じく体幹のブレ、ラケットワークの遅さに課題があります。また全方位に動ける構え方の部分でロスをしている部分があるので、そこも課題です。こちらも言っても治らないので、自己分析、自己修正のやり方から頭の改革が必要かなと思います。

3年男子は、夜練習に参加しはじめてまだ数か月ですが、以前より確実に上達しています。もう少し様子見してから、化けてもらう種を植え付けたいなと思います。今はただただ動いて打ってで良い感じかなと思います。

また、女子は技術レベルではなく、精神的に強くなった部分が大きいためか、安定感が出てワンラリー、ツーラリー分伸びてきている感じです。男子にもこの精神的な成長が欲しいところですが、これは男女の精神性の成長差なのかもしれません。

6年女子キャプテンの伸びは著しく精神的にも技術的にも体が大きくなるこれからが楽しみな下地が完成した感じです。無理ができる事も増えてきたので怪我が天敵です。女子の副キャプテンの方は、早いラリー展開ですととても強さを発揮できるようになってきました。課題は緩急をつけられた時の対応かなと思います。チェンジオブペースのトレーニングを取り入れてあげたい感じです。相手にあわせてばかりでは、いつもいつも接戦になってしまいます。

もう一人の6年女子は、ラケットワーク、体幹ともにグッと成長し、ひ弱さが随分と無くなりました。ヘアピンの向上次第では、嫌なシングルスプレヤーに育つかなと思います。5年女子の二人は、うちの三男坊同様、判断力が向上すれば、その力を全開で発揮できるまで来ています。

4年女子がちょっと停滞気味なのは、相手も体が成長してきて、いままでは通用したものが通用しなくなってきた事にあると思います。フットワークにラケットワーク、判断と、いずれにしてもスピードアップですかね。

3年女子の二人は一番の伸び盛り。元気も積極性もどんどん出てきて1年後が楽しみです。2年女子は、勝手に強くなる子ではありますが、そろそろ最低限のバックハンドが使えないと厳しくなってくるかなと感じます。

さらっと夜練習組の成長をおさらいしましたが、まぁ、ほんと、どの子も期待通りに成長しています。「よくやるよほんと」と感じる毎日ですから、当然と言えば当然なのでしょう。それでも、今週末の東京都シングルスでは、痛い目にも合うでしょう。まわりも成長しているはずですからね。

技術面や精神面の成長だけでなく、身長が5cm伸びただけで、結果も変わるのがジュニアのバドミントンです。いろんな意味で大きく育って欲しいです。シニア世代は加齢と共にどんどん出来ない事が多くなりますが、子供たちに吸い取られていると思って、どんどん成長の肥やしになってあげたいと思います。

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