2018/02/26 勝率を高めるために バドミントンと黒子役

先週末は東京都ダブルスに参戦してきました。ほぼほぼ順当な結果となりましたが、安心して見ていられる試合は低学年になるにつれて、減っていった感じではありました。仕方がないといえば仕方がないのですがね。

うちの三男坊も、無事シード通りの結果を得ることは出来ました。それでもパフォーマンス的には60点の出来かなと思います。パートナーに頼り過ぎて、手を出さなくてはいけないところも、反応せずといった場面をよく見かけました。

また、そのパートナーもゲームの19点以降の戦い方に余裕がない事も、相変わらずでした。ここぞという時の点を相手のミスではなく、自分でもぎ取ろうとし過ぎてしまい力みが見られます。

自分で決めて点を取るのと、相手にミスをさせて点をもらう。同じ1点なのですが、前者にばかり気持ちが行ってしまうのでしょう。うちの三男坊が頼りないのもあるとは思いますが、シングルスでも他の子と組んだダブルスでも同じです。

ミスは次のミスを呼び込みます。連続2点を取りたい終盤ならミスをさせて点を取るほうが、勝率はあがります。小学生であれば尚更その傾向は強いです。スーパーショットで決めて勢いは出ますが、相手は仕方がないと切り替えられます。ミスをすると相手は引きずります。

このあたりの試合の運び方を、夏までには仕込みたいところですね。強いのに勝てない。もうそろそろ卒業させてあげたいです。今回も終盤の課題の卒業チャンスではあったのですが、ミスをさせられての敗退でした。周りの観客も惹きこみ、すごく頑張り心を動かす試合でしたので誰も苦言はいいませんけど、課題は課題です。

とはいえ、うちの三男坊がもう少し個を出せるレベルであったなら、また違った展開にもなったのでしょう。あっさり負ける事も考えられます。ダブルスはそこが難しいところなんですよね。個を抑え、パートーナーの黒子役として動くことで、バランスが取れるたりする一方で、個をお互いに出しすぎると、衝突し雰囲気が良くない状態で戦う羽目に陥る。決勝では対戦するうちのジュニアの相手がこれに陥ってしまいました。

黒子役も出来て、エース役も出来る。こんなレベルを小学生に求めるのは酷かもしれませんが、二人で一人という感覚をお互いにつかみ取れれば、もうワンランク上の戦いが出来るなと思いました。

さてさて、ダブルスも終わり、いよいよ春に向けての動きが本格的に始まります。3月は体育館があまり使えない時期でもありますが、個人での影の努力もプラスして、突き進んで欲しいなと思います。全体での練習で仲間を刺激し合う個々の裏特訓、こんなものも必要なレベルになってきています。練習量が多いと刺激は減るものです。刺激は個々から生み出し合いたいものです。

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