更新が途切れてはおりますが、ほぼ毎日体育館には顔を出しバドミントンに触れております。遠征などもあり、子供たちは着々と成長を見せてくれています。体育館の関係でしばらくお休みだった水曜特訓DAYも再開し、ちびっ子や初心者組も元気にバドミントンを楽しんでいます。
うちの三男坊も連日の練習で、さすがに疲れが溜まってきたようで、先週の火曜日などは、12時間近く爆睡していました。一方で長男坊の方は、中学の部内ランキングが徐々に下がり始め、試合があってもなかなかその事を伝えてこなくなりました。強くなくても応援するのにです。
水曜特訓DAYも復活したり、ジュニアの保護者の一部の方がバドミントンを基礎からやりたいというので、そこにも顔を出し、上達のサポートを続けています。 素振りから再確認のレベルですので、いろんな人の素振りをみる機会に恵まれ、なるほどここの動きを勘違いしている人が多いのだなと強く感じた事を、久々の今日のメモのネタにしようと思います。
腕の振り出し方向に対する勘違いです。バドミントンのラケットの振りは、一般的に、腰を回転させながら腕が後ろから前に出てくるイメージかと思います。そのため、腕をまっすぐ前に出したり、内側に振り抜いたりする人が多くいます。
しかし、しっかりとしたショットにつながる腕の振り出し方向は、斜め外へと振り出すイメージです。ゼロポジションと言われる斜め45度、前に30度の位置にラケット面が行くためには、外に振り出すイメージでないと実現しないのです。
特にその動きの差が顕著に表れるのが追い込まれた時のフォア奥でのショットです。焦りからか強引に腕を前に振り出そうと内側に振ってしまう人が多いのです。追い込まれても焦らず、基本通り斜め前方外側に振り抜けば、運動連鎖も働き力任せではなく、しっかり打てるのにです。
コートのサイドライン際に居ながら、腕を斜め前方外側に振るのは、イメージとして、外に飛んでいきそうな感覚があるからなのかもしれませんが、ストレートにしっかり飛ぶものです。ハイレベルの動画をみるといとも簡単にフォア奥をパンと打っていますよね。力任せではなく。
フォア側のショットはゼロポジションを常に意識し、斜め前方外側に振り出す。内側へと腕を持ってくるのは、ヒット後の話。内から外へ、外から内へです。最初から内側に振り出す。これが初心者や焦った時に多くの人がやってしまう力任せのショットなのです。
あせらず腕を斜め前方外側に振出し、ヒット後は親指が下を向くようなイメージ。フォアハンドのこの辺をしばらく体に染み込ませてみようと思います。