若葉カップも終わりいよいよ全国小学生大会へ向けて練習の熱が上がってきています。今年は東京都開催ともあって、多くの子が全国大会に出場するチャンスが広がっています。若葉カップで悔しい思いをしたメンバーも再出発です。
さて、その若葉カップですが、昨年同様ベスト8でした。優勝を目指していただけに、負けた試合では落ち込みも昨年以上に大きかったです。勝てない試合ではなかった。力を出し切れなかった。そんな感じです。
優勝チームに僅差で敗退と力的には、ほぼ差が無かった中で、負けてしまった部分に、大人として考えなくてはいけないものを感じました。信用する力です。「信用して良いのか?」こんな言葉が前日の夜のオーダー会議で出てしまった事です。
誰を信用するしない。こんな言葉は個人的にあってはいけないものだと感じるからです。子供を信用して育てる。例え裏切られてもそれでも信用して育てる。こういった環境づくりがまだまだ不足していた。その差が結果に現われてしまったのだと思います。
子供は信用されていない事を敏感に感じ取ります。信用されていないと感じたままでは、子供も相手を信用しません。アドバイスもしっかり受け取ってもらえなくなります。たった1日の不信感から始まり、それが積もり積もれば、子供も「どうせ俺は・・・」なネガティブオーラを発し始めてしまいます。
最後まで信用する、成長する事を心から応援できる。こんな部分がまだまだうちのジュニアには足りていなかったのでしょう。もっと勝てるのに、いつもそこで負ける。壁は日々の心が作り出してしまっている。そんな事を感じた若葉カップでした。
全国小学生大会は個人戦ですが、一人でも多くの子を、疑うことなく伸びると信じて応援、支援していこうと思います。大人が子供の成長に追いついていかないと・・・ですね。